肘の外側痛み
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
『肘の外側が痛くて雑巾が絞れない。』
『包丁で硬いものを切ったりフライパンを持つと肘が痛い。』
テニスでボールを打つ際に(特にバックハンド)、肘の外側(筋肉の付着部)に引っ張られるストレスが繰り返しかかり、痛くなることが多いため、テニス肘と呼ばれてます。
筋肉の付着部(肘の外側)に大きな力がかかる、または弱い力であっても持続的にストレスがかかることで痛みが発生します。
基本的な治療としては、炎症を抑え、安静にして痛みの原因動作を減らすことが第一です。
その後痛みが引いてきたら体操やストレッチをして、筋肉や関節を動かしやすくするトレーニングを行います。
痛みが強い場合は動きを制限するサポーター(テニスエルボーバンドなど)を使用したり、手首の動きを制限させる固定をしなければいけないケースもあります。
しかしながら、肘の外側の痛み(テニス肘)は、なかなか治りにくい場合もあり、病院で消炎鎮痛剤(湿布薬や痛み止めの薬)を出してもらい、安静にしていたが変化が少なく鍼の治療をご希望され、当院を訪れる方が多くいらっしゃいます。
原因は血液の流れが悪いから?
患部の安静を保って使わないようにしていてもなかなか痛みが引かない場合、
根本の原因が他の場所に隠されている場合があります。
肩甲骨や肩関節、手首の関節に問題があり、それを補う姿勢で肘に負荷が集中する場合や、腕に向かって流れる血液が滞り、血行が悪くなり修復に必要なエネルギーや材料が足りず、改善されない場合もあります。
安静を必要とするものなのか、使いにくさを改善し、積極的な運動で血流を増やすことが必要な場合か、原因の見極めがとても重要となります。
肘の痛みでお困りの方は一度ご相談ください。
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